ロサンゼルスの日本総領事館はDowntownにあり、パスポートの発給から冠婚葬祭に必要な届けと証明書の発行などの事務を取り扱っています。留学生がここに用があるとすれば、取り敢えずはパスポートの更新か再発行ぐらいなものです。パスポートの申請は有効期限一年前から可能です。申請に必要なものは以下の通りです。
1)一般旅券発給申請書
2)戸籍謄(抄)本(6ヵ月以内のもの)1通(ただし、所持旅券が有効で、記載事項に変更がなく、在留届けが提出されていれば不要)
3)右図の写真(6ヵ月以内のもの)2枚(ポラロイド、スピード写真は不可)
4)現在所有している旅券
5)現住所を立証する書類(短期滞在、ビザなしの場合は日本の住民票)
6)グリーンカード(所持者のみ)
交付は特に問題がない限り1週間でできるようです。また、在留届けも忘れずに提出しておきましょう。詳しくは総領事館まで。
Consulate General of Japan
350 South Grand Ave., Suite 1700(カリフォルニア・プラザIIビルディング)
Los Angeles, CA 90071
(213)617-6700
Office of International Students and Scholars(OISS)は留学生に関するもろもろの手続きを取り扱っているオフィスです。入出国や入学にかかわる書類の発行や生活面での情報の提供など、在学中には何かとお世話になることが多いと思われます。留学生がどうしてもOISSに来る必要がある用件のうち、最も重要と思われるのがI-20の発行です。I-20は大学名、専攻、在学期間などが記載された書類で、F-1ビザ所有者は入出国の際に必ず持たなくてはなりません。つまり、その持ち主が、どの学校で、どれくらいの期間勉強するのかを証明するものであります。普通はAdmission Letterと一緒に送付されます。アメリカを離れる際にはパスポートと共に持参しなければなりませんが、この時、OISSで裏面にサインしてもらう必要があります。つまり、日本に帰国する前や、メキシコ、カナダなどに行く前にも、OISSのサインの入ったI-20が必要なのです。ただし、一度サインをもらうと、一年間は有効です。また、I-20に記載されている期間を過ぎてもアメリカに滞在することはできますが、一度アメリカを離れてしまうと戻れなくなるので注意してください。その際にはOISSで期間の延長の手続きをしてください。
OISSではI-20の発行以外にも、在学証明書の発行やPractical Trainingの手続きなどを行っています。この他にも、留学生のための様々なプログラムを組んでいます。わからないことがあったら、OISSへ行きましょう。
Ofice of International Students and Scholars
105 Men's Gym
(310)825-1681
E-mail とはElectric Mailの略称でコンピュータ通信に利用されます。E-mailのAccountを持っているもの同士ならUCLA内だけでなく、世界中に(もちろん日本にも)“無料”でMailを送ることができます。Engineering、Management、Math、Physicsなどに在学している学生は各Schoolにネットワークがあり、事務所でAccountをもらうことができます。その他の専攻の人はMath Science Buildingの4階にあるOAC(Office of Academic Computing)でAccountをもらうことができます。またOACではコンピュータの無料講習会を行っています。
普通アメリカに来ると、国際性が身に付いたなどと言うが、アメリカがその国際性から一番かけ離れているのが各種の単位である。自転車やスキーを買う時、または借りる時などに、「あなたの身長と体重はいくら?」などと聞かれて、「身長170cm、体重65kg」と言っても通じない。また、スーパーマーケットで買い物をしていても、量売りの場合すべてポンドが使われる。テレビのニュースで天気予報を見ていても、誰も摂氏は使わない。もちろん、フリーウェイを走っていてもほとんどすべてマイル表示である(メキシコに向かう道の中にはメートル表示のところもある。)。この単位という点においてアメリカ人は国内性に富んでいる。
以下に主な単位の換算を示す。参考にされたし。
・長さ
1inch=2.54cm
1foot(=12inches)=30.48cm
1yard=91.44cm
1mile=1.61km
・重さ
1ounce(oz)=28.4g
1pound(lb)=453.6g
・体積
1gallon(ガロン)=3.785liter
・気温
摂氏=5×(華氏ー32)÷9